さて、ちょっと今書いている原稿絡みで“黒侠亜流系列”作品を何本も観直さないといけなくなりまして、ジミー・リンこと林俊傑導演、ルイス・ファンこと樊少皇主演『ブラックマスク/武神黒侠』(01)を観てみました。この映画何とJVDの英断(?)により国内でソフト化してたんですねえ(驚)・・・って言いながら私は昔に救済したVHSでのレビューだったりするんですけど(苦笑)。
ただこの『〜武神黒侠』、製作が高飛と言う事もあってもう思い切りB級テイスト全開の現代武打片で(苦笑)、狂牛病の新薬を発明した女性科学者サンディー(長井律子)を巡って樊少皇扮する主人公傅天明(その正体はブラックマスク!)、ブラックマスク(と言っても別人の方に対してのようですが)に復讐を誓う黒衣の魔女赤神(鄭佩佩!)一派、そして紅松(高飛。良い味出してます♪)&紅蠍(鍾淑慧)らが三つ巴の闘いを繰り広げる、という展開です。でもこの面子の中ではきっと“武侠影后”鄭佩佩のギャラが一番高かったんだろうねえ(爆笑)。
で、肝心の樊少皇演じるブラックマスクのクンフー・アクションなんですが、これが中々素晴らしいです。特にブラックマスクvs黒羅刹(アラン)、ブラックマスクvs紅蠍、ブラックマスクvs紅松、そしてクライマックスで小型旅客機の尾翼の上で展開されるブラックマスクvs赤神といった一連のクンフー・ファイトでは、樊少皇のパワフルかつ華麗な鉄拳&廻し蹴りをタップリと堪能する事が出来ます。
中でも無人の競技場(らしき広場)を舞台に延々と披露されるブラックマスクと高飛演じる紅松の一騎討ちは、樊少皇の上腕を大きく旋回させる豪快な拳技と高飛の懐かしくもトリッキーな“邪悪拳”が正面から激突するという、本作品中随一のファイト・シーンとなっています。
ただ私が思わず爆笑してしまったのが、劇中で赤神一派の罠に落ちた傅天明とサンディーがピンチになった際、天明の後見人(のような立場)の鉄菅(西川考和)が何故か黒マスクを着けたブラックマスクとして天明たちを救出に現れるシーンなんですが・・・いや〜流石にこの展開はちょっと、いやかなり無理があるでしょう???(苦笑)。
それにしてもよく鄭佩佩はこのようなB級映画に出演しましたねえ?ラストのブラックマスクと赤神の対決もかなりアッサリ気味だったし、何時か鄭佩佩にインタビューする機会があったら、何故鄭女史がこの『ブラックマスク/武神黒侠』に出演を決断したか、その背景を是非訊いてみたいですね。
ただどうせ樊少皇の主演作品を国内でソフト化するのだったら、この『ブラックマスク/武神黒侠』も良いかも知れませんが、龍熱としては是非『衝破死亡遊戯』(98)のソフト化を強く推したいですね。最近すっかり売れっ子武打星となった樊少皇も勿論ナイスなんですが、この『衝破死亡遊戯』で周比利やキム・マリー・ペン相手に若さ弾けまくりのクンフー・アクションを見せている樊少皇の雄姿も超お薦めです。そう言えば樊少皇で思い出したのが、1997年の香港返還のイベントで樊少皇演じる黄飛鴻が元華演じる白蓮教祖とワイヤー全開状態で大乱闘を見せるステージショーってあったなぁ!香港返還関連のイベントではドニー兄貴、リンチェイ、星爺、サモ・ハンやジャッキーら七小福たちが総出演した伝説のイベント「中華児女展英姿」が有名ですが、もし皆さんのご要望が多かったら、今度「中華児女展英姿」と樊少皇版「黄飛鴻大戦白蓮教」を2本立てでレビューするのも良いかも知れませんね。
あ、最後にこの『ブラックマスク/武神黒侠』VHSの裏ジャケットに「二代目・ブラックマスク=ルイス・ファン誕生!」とありますが、正確には「二代目・ブラックマスク=安志杰」なので、そこの所もヨロシクでっす〜♪
ただこの『〜武神黒侠』、製作が高飛と言う事もあってもう思い切りB級テイスト全開の現代武打片で(苦笑)、狂牛病の新薬を発明した女性科学者サンディー(長井律子)を巡って樊少皇扮する主人公傅天明(その正体はブラックマスク!)、ブラックマスク(と言っても別人の方に対してのようですが)に復讐を誓う黒衣の魔女赤神(鄭佩佩!)一派、そして紅松(高飛。良い味出してます♪)&紅蠍(鍾淑慧)らが三つ巴の闘いを繰り広げる、という展開です。でもこの面子の中ではきっと“武侠影后”鄭佩佩のギャラが一番高かったんだろうねえ(爆笑)。
で、肝心の樊少皇演じるブラックマスクのクンフー・アクションなんですが、これが中々素晴らしいです。特にブラックマスクvs黒羅刹(アラン)、ブラックマスクvs紅蠍、ブラックマスクvs紅松、そしてクライマックスで小型旅客機の尾翼の上で展開されるブラックマスクvs赤神といった一連のクンフー・ファイトでは、樊少皇のパワフルかつ華麗な鉄拳&廻し蹴りをタップリと堪能する事が出来ます。
中でも無人の競技場(らしき広場)を舞台に延々と披露されるブラックマスクと高飛演じる紅松の一騎討ちは、樊少皇の上腕を大きく旋回させる豪快な拳技と高飛の懐かしくもトリッキーな“邪悪拳”が正面から激突するという、本作品中随一のファイト・シーンとなっています。
ただ私が思わず爆笑してしまったのが、劇中で赤神一派の罠に落ちた傅天明とサンディーがピンチになった際、天明の後見人(のような立場)の鉄菅(西川考和)が何故か黒マスクを着けたブラックマスクとして天明たちを救出に現れるシーンなんですが・・・いや〜流石にこの展開はちょっと、いやかなり無理があるでしょう???(苦笑)。
それにしてもよく鄭佩佩はこのようなB級映画に出演しましたねえ?ラストのブラックマスクと赤神の対決もかなりアッサリ気味だったし、何時か鄭佩佩にインタビューする機会があったら、何故鄭女史がこの『ブラックマスク/武神黒侠』に出演を決断したか、その背景を是非訊いてみたいですね。
ただどうせ樊少皇の主演作品を国内でソフト化するのだったら、この『ブラックマスク/武神黒侠』も良いかも知れませんが、龍熱としては是非『衝破死亡遊戯』(98)のソフト化を強く推したいですね。最近すっかり売れっ子武打星となった樊少皇も勿論ナイスなんですが、この『衝破死亡遊戯』で周比利やキム・マリー・ペン相手に若さ弾けまくりのクンフー・アクションを見せている樊少皇の雄姿も超お薦めです。そう言えば樊少皇で思い出したのが、1997年の香港返還のイベントで樊少皇演じる黄飛鴻が元華演じる白蓮教祖とワイヤー全開状態で大乱闘を見せるステージショーってあったなぁ!香港返還関連のイベントではドニー兄貴、リンチェイ、星爺、サモ・ハンやジャッキーら七小福たちが総出演した伝説のイベント「中華児女展英姿」が有名ですが、もし皆さんのご要望が多かったら、今度「中華児女展英姿」と樊少皇版「黄飛鴻大戦白蓮教」を2本立てでレビューするのも良いかも知れませんね。
あ、最後にこの『ブラックマスク/武神黒侠』VHSの裏ジャケットに「二代目・ブラックマスク=ルイス・ファン誕生!」とありますが、正確には「二代目・ブラックマスク=安志杰」なので、そこの所もヨロシクでっす〜♪