さて、今週無事に某特設サイトの原稿も無事に入稿しまして、前からやろうとやろうと思いながら先延ばしにしていた自分の部屋の模様替えをしようと奮闘中であります。
で、その時一緒に香港映画関連、特に70年代の「嘉禾電影」などの香港映画雑誌のコピー資料が大量に出て来まして、ついついそれを夢中で読んだりしている内に・・・結局部屋の模様替えは余り進まない状態となっております(トホホ!)。
で、今回「熱風!韓国LEGENDS」第49回として取り上げるのが、その昔に「嘉禾電影」に掲載されていた鄭昌和導演、申一龍&陳星主演『鬼計雙雄』(76)撮影時のエピソードを主演武打星である申一龍が語っているインタビュー記事です。この申一龍と『鬼計雙雄』の記事は「申一龍的驚険旅行」と題しモノクロ2頁に渡って掲載されていて、時期的には申一龍が3ヶ月に及んだ『鬼計雙雄』の東南アジア・ロケを終えて香港に戻って来た際のインタビュー記事のようです。申一龍自身は今回香港の嘉禾公司作品である『鬼計雙雄』に初めて出演出来た事に大変興奮しているそうで、特にこの『鬼計雙雄』が申一龍が大好きなアクション映画である事がその大きな理由だそうです。
この『鬼計雙雄』の東南アジア・ロケはシンガポール、ジャカルタ、バリ島などで行われたそうで、申一龍は「私はシンガポールが一番気に入ったよ!あとジャカルタも風土や現地の人たちがとても親切で良かったな!」と語っていますが、私が今回の記事で特に興味深かったのが申一龍が『鬼計雙雄』の中でバイクに乗り疾走するシーンのエピソードでした。
実はこのシーンは観光客で賑わうバリ島のクタ・ビーチで撮影されたのですが、当初は申一龍のスタントマンがバイク・シーンを行うはずが、そのスタントマンが病院送りとなったために急遽申一龍自らがバイクによる危険なスタント・シーンに挑む事になったそうです。実際バイクで砂の上を走るのは大変難しく危険ながら、申一龍は何とかこのバイクでのスタント・シーンを撮り切ったとの事でした。
この記事に該当するシーンは恐らく映画のラストで申一龍が車で逃げる陳恵敏をバイクで追走するシーンだと思われますが、今回手元にあった『鬼計雙雄』の韓国バージョン『審判者』で同シーンを観直してみたのですが、確かに申一龍本人がバイクで豪快にウイリーしたり、激しくスリップしながらバイクを停止したりする場面が映像で確認出来ますね。
また今回の記事の最後には「申一龍と嘉禾公司はこの『鬼計雙雄』撮影後にお互いに新たな契約に関して交渉中である」とありますが、皆さんもご存知のように申一龍はこの後韓国に帰国すると、羅維導演作品『成龍拳』(77)でジャッキー・チェンこと成龍相手に得意の連続蹴りを駆使しての激闘を見せる事になるのでした。
あ、あとこの「申一龍的驚険旅行」の記事ではこの取材用に申一龍が野外で上半身裸となり、その鍛え抜かれた筋肉と共に様々なファイティング・ポーズを取っている特写が何枚も掲載されているのですが、よく見ると申一龍が木に攀じ登って「うおおおお!」と咆哮している、まるで“韓国のターザン”みたいなポーズを取らされたりしてるトホホな写真もあるなぁ(苦笑)。
今回久々に出てきた「嘉禾電影」などのコピー資料は本当に大量なのでまだ全部チェックし切れていないのですが、香港武打星&韓国ロケ関連の記事だと、黄家達が『龍を征する者』(74)の撮影で韓国を訪れた時の特集記事、スキンヘッドの王虎こと卡薩伐が同じ韓国人武打星の権永文と野外で蹴り合う特写スナップと共に『四大門派』(77)に卡薩伐が降龍役で出演した時の記事(この特集記事の文中で王虎が幼い頃に父親と一緒に西蔵、つまりチベットから韓国に逃げて来た証言が出てきます!)、“武道家”池漢載と『アンジェラ・マオの女活殺拳』(74)の記事などなど・・・これは今から相当読み応えがありそうです♪でも改めてこの70年代中盤の「嘉禾電影」の記事を読み返して見ると・・・何だかんだ言ってやっぱり当時の嘉禾のトップ武打星だった王羽とか茅瑛の記事が多いねー!たまにリーさんの『死亡遊戯』関連の記事がレア写真と一緒に載ってたりするんですけどね。あと意外なとこで“ギロチン坊主”金剛の特集記事とか・・・って金剛の記事って果たして誰が読むのかいな?(苦笑)。
で、その時一緒に香港映画関連、特に70年代の「嘉禾電影」などの香港映画雑誌のコピー資料が大量に出て来まして、ついついそれを夢中で読んだりしている内に・・・結局部屋の模様替えは余り進まない状態となっております(トホホ!)。
で、今回「熱風!韓国LEGENDS」第49回として取り上げるのが、その昔に「嘉禾電影」に掲載されていた鄭昌和導演、申一龍&陳星主演『鬼計雙雄』(76)撮影時のエピソードを主演武打星である申一龍が語っているインタビュー記事です。この申一龍と『鬼計雙雄』の記事は「申一龍的驚険旅行」と題しモノクロ2頁に渡って掲載されていて、時期的には申一龍が3ヶ月に及んだ『鬼計雙雄』の東南アジア・ロケを終えて香港に戻って来た際のインタビュー記事のようです。申一龍自身は今回香港の嘉禾公司作品である『鬼計雙雄』に初めて出演出来た事に大変興奮しているそうで、特にこの『鬼計雙雄』が申一龍が大好きなアクション映画である事がその大きな理由だそうです。
この『鬼計雙雄』の東南アジア・ロケはシンガポール、ジャカルタ、バリ島などで行われたそうで、申一龍は「私はシンガポールが一番気に入ったよ!あとジャカルタも風土や現地の人たちがとても親切で良かったな!」と語っていますが、私が今回の記事で特に興味深かったのが申一龍が『鬼計雙雄』の中でバイクに乗り疾走するシーンのエピソードでした。
実はこのシーンは観光客で賑わうバリ島のクタ・ビーチで撮影されたのですが、当初は申一龍のスタントマンがバイク・シーンを行うはずが、そのスタントマンが病院送りとなったために急遽申一龍自らがバイクによる危険なスタント・シーンに挑む事になったそうです。実際バイクで砂の上を走るのは大変難しく危険ながら、申一龍は何とかこのバイクでのスタント・シーンを撮り切ったとの事でした。
この記事に該当するシーンは恐らく映画のラストで申一龍が車で逃げる陳恵敏をバイクで追走するシーンだと思われますが、今回手元にあった『鬼計雙雄』の韓国バージョン『審判者』で同シーンを観直してみたのですが、確かに申一龍本人がバイクで豪快にウイリーしたり、激しくスリップしながらバイクを停止したりする場面が映像で確認出来ますね。
また今回の記事の最後には「申一龍と嘉禾公司はこの『鬼計雙雄』撮影後にお互いに新たな契約に関して交渉中である」とありますが、皆さんもご存知のように申一龍はこの後韓国に帰国すると、羅維導演作品『成龍拳』(77)でジャッキー・チェンこと成龍相手に得意の連続蹴りを駆使しての激闘を見せる事になるのでした。
あ、あとこの「申一龍的驚険旅行」の記事ではこの取材用に申一龍が野外で上半身裸となり、その鍛え抜かれた筋肉と共に様々なファイティング・ポーズを取っている特写が何枚も掲載されているのですが、よく見ると申一龍が木に攀じ登って「うおおおお!」と咆哮している、まるで“韓国のターザン”みたいなポーズを取らされたりしてるトホホな写真もあるなぁ(苦笑)。
今回久々に出てきた「嘉禾電影」などのコピー資料は本当に大量なのでまだ全部チェックし切れていないのですが、香港武打星&韓国ロケ関連の記事だと、黄家達が『龍を征する者』(74)の撮影で韓国を訪れた時の特集記事、スキンヘッドの王虎こと卡薩伐が同じ韓国人武打星の権永文と野外で蹴り合う特写スナップと共に『四大門派』(77)に卡薩伐が降龍役で出演した時の記事(この特集記事の文中で王虎が幼い頃に父親と一緒に西蔵、つまりチベットから韓国に逃げて来た証言が出てきます!)、“武道家”池漢載と『アンジェラ・マオの女活殺拳』(74)の記事などなど・・・これは今から相当読み応えがありそうです♪でも改めてこの70年代中盤の「嘉禾電影」の記事を読み返して見ると・・・何だかんだ言ってやっぱり当時の嘉禾のトップ武打星だった王羽とか茅瑛の記事が多いねー!たまにリーさんの『死亡遊戯』関連の記事がレア写真と一緒に載ってたりするんですけどね。あと意外なとこで“ギロチン坊主”金剛の特集記事とか・・・って金剛の記事って果たして誰が読むのかいな?(苦笑)。